映画作家 牧野貴の映画の上映予定など
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「光の絵巻について」

ちょうどアンドレイ・タルコフスキーの映画を見た後、雨が今までよりも遥かに美しく、今までと違って見えるように、石田尚志さんの絵画・映画を見た後には植物や水の動きが今までと違って見えました。植物の描く軌跡の時間軸、波間にきらめく太陽光の反射の時間軸、そういった、いくつかの相対的な時間軸の流れを石田尚志の線の中に見出す事が出来ました。
素晴らしい映画は、映画館を出たその後々まで、見慣れた風景や日常の中にその美しさや重みを与え続けます。

僕と石田さんが初めて出会った時に、映画「光の絵巻」の構想は生まれました。石田さんがフィルムに直接絵を描き、僕がそれを映画にするという計画。
一般的にアニメーションという手法は「動く」事を前提として創られた静止画を撮影し、動画にするというプロセスをとりますが、石田さんと僕の場合は全く異なっていました。
絵画を動かしたいという、普遍的な欲望に従順なまま描かれた躍動する生きた線、フィルムのコマをも飛び出す勢いで描かれた手の痕跡を動画にするには、そのフィルムを俯瞰で見るという視点が有効であると考えました。つまり、小さい飛行機に乗って、フィルムの上を飛び回るような、天空からの視点でフィルムを見つめるという方法です。
飛行機から見た大地、雲、太陽は、動画では無いのに、実際に窓というスクリーンの中で流れ、動き、変化を続けます。それと同じように僕はテレシネという、フィルムをビデオに変換する機械に乗り、石田さんの描いたフィルムの上を飛び回り、旋回し、急降下し、撮影する事で石田さんの線を動かし、編集し、一本の映画を創りました。

石田さんの創った膨大な量のフィルムを前に、どのような加工、編集を施し映画にするのか、それが僕に与えられた最大の課題でした。

僕は、コラボレーションというものは単に作家と作家が一緒に映画を創るだけのことでは無く、作家と作家が本気で対決し、火花を散らし、未曾有の炎を燃え上がらせることだと考えています。そしてその炎により生まれる、いくつもの予期せぬ影、それが作品になれば、それほど幸福な事は有りません。
フィルムに描かれた線を前にして、僕は初めて石田さんの作品を見たときの思いが、まさに燃え上がりました。石田さんの線と、水に映る光の乱反射を、見分けがつかない程に接近させてみたいと強く願うようになりました。水の運動、太陽の輝きの中に、新たに石田的なるものを見出す事、それが「光の絵巻」制作にあたっての最大の目的であり、自分が最も欲しているものだと認識したのです。

最後に、このような素晴らしい機会を与えてくださった石田尚志さん、ガレリア フィナルテさんに、心より感謝致します。

2011年1月16日 名古屋にて
牧野貴
by makinokino | 2011-01-17 21:48 | メモ
1月16日から

1月16日から、名古屋に有りますギャラリー フィナルテ にて
石田尚志さんとの二人展が始まります。

石田さんがフィルムに直接描いた膨大な量の微細な線の素材に、僕が動きと編集を加え、1本の映画を制作しました。これはものすごいフィルム!

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石田さんの代表作である「フーガの技法」、僕の代表作「still in cosmos」とも違った、対象をコマ単位で捉えたアニメーションとも違う、「光の波」、「光の道」が超高速で走り、回転し、火花を散らしながら展開して行きます。

石田さんの作品を知ってから10年以上経ちますが、このような形で共同制作が出来た事は、本当にうれしいことでした!これからも続けて行きたいと願っています。東京や関西から見に来るのはちょっと大変かも知れませんが、御来場頂けたら幸いです。

以下に詳細を記します。



牧野貴+石田尚志 二人展
共同作品「光の絵巻(仮)」(2011年 17分 カラー HD) を上映、フィルム展示。

場所:ガレリア フィナルテ(名古屋)
→http://www.finarte.net/
期間:2011年1月16日(日)〜29日(土)12:00〜19:00
(日曜定休 ※初日16日を除く)

1月16日はオープニングパーティが有ります。是非御来場下さい!
by makinokino | 2011-01-10 23:05 | メモ